志望理由書とは
大学志望理由は推薦入試やAO入試で必ず書かなければなりません。
志望書が必要となる理由は、大学側が「応募者の大学入学の意図を知りたいため」です。大学側としては、熱意のある学生に入学してもらいたいのは当然ですし、素性の解らない学生であれば敬遠するのもまた当然でしょう。
では、志望書には具体的にどのようなことを書いたらいいのでしょうか?その方法をカンタンに書きつづりました。
志望理由書を書く際のポイント
志望理由は推薦入学・AO入学で志望校に入るための最初の関門です。ここでは、学生が行うべき行動を3つを紹介します。
1、大学へ提出する書類を調べよう
まずは、学校のパンフレットやホームページを利用して、推薦入試やAO入試で使用する提出書類をすべて調べましょう。提出書類に不備があったり、期日を過ぎてしまったりすると、最悪入学が取り消されることもあるため、細心の注意が必要です。書類が調達できたら、しっかりと管理保存をしておくようにしてください。
2、なぜその学校を志望したのかを細かく思考しよう
志望理由を書く場合、ほとんどの人が「何を書いていいかわからない」と悩んでいるでしょう。
ここで「何を書いていいかわからない」のは、自己分析が足りない可能性を考えましょう。自己分析とは、自分の今までの経験や志向などを整理することですが、整理をしたあとに再度志望校のパンフレットを読んで、「受けたい授業」や「講義を受けたい先生」などを、項目別に考えましょう。
3、何になりたいか思考せよ
大学で学びたいことをじっくりと考えたら、次は大学進学後の生活をイメージしましょう。ボランティア活動や研究など、大学生活で実践したいことを思い浮かべつつ、将来どんな職業に就きたいかを考えることも大事です。
学校で受ける講義や進学後の生活をイメージを描き、具体的な目標を考えたうえで、志望理由書に記入するようにしてください。
実際に書くときの注意点
志望理由書の書き方で知っておきたいポイントをまとめると、
- 今まで勉強したこと、熱を入れてきたものを全力で伝えよう
- 大学でどんなことをしたいのか、具体的に書いてみよう
- 将来社会へどんな貢献をしたいのか、なりたい自分を思い浮かべよう
上記3つのポイントに注意しましょう。これらを踏まえた上で、勉強してきたこと、部活動の履歴、熱を入れてきた活動、好きなこと、現代の社会に対し思うこと、これまでの経験、人生で影響を受けた人物や映画などを書き出してください。そして、学校のカリキュラム、教授陣、取得できる資格、サークル活動、学校の特徴、他校にない特徴を網羅した志望理由を記述するのがベストです。