子どもの進学が地元を離れた学校に決まると、急いで新生活のための住まい探しをおこなわなければなりません。
しかし、その土地に詳しいわけではなく土地勘もないため、初めのての一人暮らしをする子どもが安心して住める環境か、不安に思っている親御さんは多いはず。そこでそんな不安を解消するために、学生の一人暮らしの準備としてのノウハウを伝授しましょう!
一人暮らしの住まいを探す手順
子どもにとって一人暮らしは初めての土地で、初めての生活。全てが初めてづくしの体験になります。親御さんの方も、これまで家族と一緒に暮らしてきたので、子どもがちゃんと一人暮らしをすることができるのか、心配しているでしょう。
そのようなとき、より良い学生生活を送るためには住む場所が重要で、環境の良い、安心できる住まいを見つけなければいけません。
学生専用の住まいから
そこで、進学先がある程度決まったらインターネットで希望エリアの数ある物件から通学時間、周りの治安の良さなどを考慮して探しだすことになると思いますが、学生専用の住まいに絞って検索してみましょう。
学生専用の住まいとは、アパートやマンションの住民に学生しかいない住まいのことです。身元が明らかですし、同じ年代の人が周りにいることで安心感があります。更に下記のような学生専用の住まいには、食事付きだったり、管理人が常駐して学生に寄り添い生活をサポートしてくれるところもあります。
最新の口コミをチェックしよう
その次に最新の口コミ情報の内容をチェックしておきましょう。なぜなら移民政策により増えた外国人によって、突然に安泰だったエリアの治安が悪くなるケースも考えられるからです。調べるにはツイッター等のSNSだったり、地域の情報サイトをみることもオススメします。とはいってもいいことばかりが記載されていて、実情はよくわからないこともあるでしょう。ここがネットの限界なのかもしれません。
もし進学する大学のエリアに知り合いがいたら実際の雰囲気を直接聞くと、より現地の状況がつかめるのでそうした知り合いに話を聞いてみるとよいでしょう。
入居予約
希望エリアがある程度絞り込めたら、入居予約をしましょう。1~3月の不動産会社は、入居予約が込み合う時期になるはずなので、事前に不動産会社から気になる物件の間取りなどを事前に送ってもらっておくといいでしょう。
インターネットではわからない細部は、メールやファックスで対応をしてれる不動産会社もあるので活用しましょう。
なお、入居予約をしたからといって絶対に入居しなければならないわけではありません。
手続き
入学先が確定したら、入居手続をしましょう。最初にやらなくてはならないのは住民票の移動です。まず、移動する前の地域の役所で転居の手続をします。郵便なども転居先に転送されるように手続をしましょう。
進学エリアに住居を構えたら市役所に行き14日以内に転入の手続をします。14日以内にしないと住所不定になってしまうので必ず手続をしましょう。
物件探しのスケジュール
1.進学前する学校周辺エリアをインターネットで調べる。
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2.立地や治安などから住みたいエリアを絞る。
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3.居住予定エリアの不動産会社に入居予約をする。
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4.進学する学校が決まったら、転居手続きをする。
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5.引っ越ししたら、役所に転居手続を14日以内に提出する(免許を持っていたらそちらも変更が必要)
チャンスは一瞬!部屋探しは初動がポイント!
進学先が決まるころに住む家を探し始めると、出遅れて物件が決まらないことがあります。そのため子どもが希望している学校の周りにどんな物件があるのか程度は、事前に調べておくと入学が決まった後すぐに手続きを進められます。
住まい探しの初動がよいと、不動産会社や引っ越し業者が繁忙期になる前に、具体的なスケジュールが組むことができ、出遅れて慌てることも少なくなります。
つまり志望校が決まってからではなく、進学先が決まる前にある程度準備を進めておくことが大切になるということです。
とはいえ、一般的なマンションやアパートの場合、進学先が決まっていないのに不動産会社に相談するのは難しいかと思います。
そんな時は、学生専用の物件を扱っている不動産会社に相談することで、万が一、進学先が変わってしまっても問題なく対応してくれるのでぜひ活用することをオススメします。
人気の学生専用の住まいはそれだけ競争率も高いので受験とセットで進めておきましょ。
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