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学部紹介ー経済学部ー

人気の社会科学系分野

全国にある大学のうち、もっとも学生数が多いのは「社会科学系分野」とされる学部学科です。
国公立と私立を合わせた大学の学科のうち、社会科学系の学科に在籍する学生数の割合は約36%となっており、なんと3人に1人以上は社会科学系分野を学んでいるということになります。

ちなみに二番目に多いのは工学系の約16%で、三番目は人文科学系の約15%です。
なのでいかに社会科学系の学部と学生数がダントツに多いかということがうかがえるかと思います。

そんな社会科学系の学部の代表的な学科となっているのが「経済学部」です。
社会科学系学部は大きく法律系・経済、経営、商学系、国際関係学部系、社会福祉関連学部系というふうに分類することができます。

その中でも経済、経営、商学系の学部では大きな視点で見た社会と経済のしくみを学ぶことができるため、一般のサラリーマンとして就職をするときの汎用性が高く、またそこからより専門的な分野を選びやすいというところが大きなメリットになっています。

経済学部の具体的な学習内容

経済学部が置かれているのは、「経済学分野」を総合した学科です。
国公立や私立の総合大学においてはたいていの大学に「経済学部」は存在しており、その中には経営学科や経営情報学科、また商学科や会計学科といったふうに分類がされ設置されています。

そうした経済学分野の学部学科内で主な学習内容となるのは系統的な経済学と、企業や組織のしくみについてです。

数年前から大人気となっている欧米の資格でるMBAも、この経済学の最高峰となる学問であり、事前に国内の経済学部・学科で勉強をしているとその理解もしやすくなるというメリットがあります。

経済や経営、商学や会計学は今後はより「会社」という組織が機能的に使用されていく日本経済においては必須の知識とも言え、そこで働くビジネスパーソンにとっては必ず備えておくべき知識となります。

経済学部で学ぶことをごく簡単に説明をすれば、社会を流れるヒト・モノ・カネという三要素がどのように会社組織で使用されているかということです。

より専門的に勉強を進めていくことで、例えば同じ経済学でもヒトを扱う人材の採用や教育であったり、モノを扱う設備や不動産などと絡めた経営、またカネの流れを詳しく調べる会計学というように専門分野が分かれていきます。

より専門的な経済と経営を学ぶ

以前から多くの学生に人気となっている経済学部ですが、ここ最近のトレンドとしてあるのがより専門分野からの視点で見た経済学の勉強です。

例えば「スポーツ経営学」や「医療経営学」「都市経営学」のように、特定の分野に特化した経営や組織運営のための方法を学ぶスペシャリストの養成が大きな需要となっています。

大学や学科を選ぶときには、そうした専門分野を学ぶことができるしくみがあるかということや、インターンシップなど実際の企業内部を研修するしくみがあるかといったことも詳しく調べて選ぶようにするのがおすすめです。